SALARY 7,000,000

年収700万円は、日本でどの辺りか

700万円という同じ金額でも、誰と、どの地域で比べるかによって位置は変わります。全国の給与分布を出発点に、数字の意味を分けて読みます。

公開・更新:2026年9月6日編集:BornFor編集部使用データ:国税庁・厚生労働省 2024年

全国・男女計では上位約17.3%

上位 約17.3%

2024年に1年を通じて勤務した民間給与所得者の男女計約5,137万人と比べた推定です。700万円より高い人は約886万人で、頻度に直すと約6人に1人です。

反対側から見ると、700万円は比較対象の約82.7%より高い位置です。「上位17.3%」と「下から82.7%付近」は同じ位置を別の向きから表しています。

男女区分を変えると、答える質問が変わる

比較対象上位率700万円より高い人
男女計約17.3%約886万人
男性約26.0%約761万人
女性約5.7%約125万人

この3つは優劣を示す数字ではありません。男女計は「民間給与所得者全体の中で」、男性・女性は「同じ統計上の男女区分の中で」という別々の質問に答えています。

地域を変えると、700万円の希少性も変わる

都道府県別の賃金水準を参照したBornForの推定では、同じ700万円でも次のように位置が変わります。

東京都約28.1%
大阪府約20.1%
全国約17.3%
福岡県約14.7%
沖縄県約7.7%

東京では700万円を超える人の割合が全国より高く、沖縄では低くなります。年収の金額だけでなく、働く地域も「現在地」を決める条件です。

地域別の上位率は公表された個人順位ではなく、公的統計を参照したBornForの推定値です。都道府県ごとの実際の給与階級別人数を直接示すものではありません。

700万円から考えられる次の一手

順位が分かったあとに考えることは、順位を上げることだけではありません。生活費の高い地域へ移るのか、同じ地域で職種や役割を変えるのか、現在の位置を維持するのかで必要な判断は変わります。

  • 地域を変えて、700万円の相対的な位置がどう動くかを見る。
  • 650万円、750万円、800万円へ金額を動かし、順位の変化を比べる。
  • 給与だけでなく、労働時間、雇用の安定、生活費、家族構成も別に確認する。

BornForの順位は、転職や移住の結論ではなく、次の条件を試すための出発点です。

この数字だけでは分からないこと

手取り、世帯所得、金融資産、勤務時間、福利厚生、住宅費は含みません。また、公務員、自営業者、1年未満の勤務者を含む日本人全体の順位でもありません。重要な判断では、個別の条件と最新資料を合わせて確認してください。

都道府県で変わる給与の現在地男女区分で変わる700万円400万〜1,000万円の節目自分の条件で順位を調べる